危険なシカゴ3

シカゴPDを見てると、毎回事件は解決するし、悪いやつは捕まる。でも、その過程って決して綺麗じゃないんですよね。特にボイトのやり方は、最初は「やりすぎじゃないか?」って思ってたけど、見続けるうちに考えが変わってきました。

法だけで守れないものがある。
これ、綺麗ごとじゃなくて現実なんだなって。

例えば、被害者の家族の気持ちとか、どうしても時間がない事件とか。そういう場面で、ルール通りにやってたら救えないケースもある。そこに踏み込むのがボイトであり、インテリジェンスチームなんですよね。

もちろん、それが正しいとは言い切れない。でも、じゃあ何もしない方が正義なのか?って考えると、それも違う気がする。

このドラマの面白さって、そこだと思います。
「正義 vs 悪」じゃなくて、「正義の中のグレー」をずっと見せられてる感じ。
だからこそ、見ててモヤモヤするし、でも目が離せない。

あと、チームのメンバーも、みんなそれぞれ葛藤を抱えてるのがいいですよね。ボイトについていくことに迷いながらも、最終的には現場で判断する。その積み重ねが、あのチームの独特な空気を作ってる気がします。

最近はシカゴファイアーも見てるんですが、向こうはまた違う意味で「命を守る仕事」。でも、時々PDのメンバーが出てくると、一気に空気が変わるんですよね。

「あ、この人たちは日常的にあの世界にいるんだな」って。
同じシカゴでも、こんなに違うのかっていうのが面白い。
まだまだ語りたいことはあるんですが、今回はこのへんで。
見れば見るほど、単純なドラマじゃないって実感してます。 
 ●キャラ深堀
ハンク・ボイト
正直、この人を語らずして
シカゴ P.D.は語れないですよね。
でも改めて深掘りすると、ただの“怖い上司”じゃないんですよ。

■ ボイトの本質は「正義に取り憑かれた男」
一見すると
・暴力的
・ルール無視
・脅迫も平気
かなり危険な刑事です。

でもよく見ると、
彼の行動って全部「被害者側」に寄ってるんですよね。
法律じゃ守れない部分を、自分が背負ってる。

つまり
**“法の外側でバランスを取る存在”**なんです。
■ なぜあそこまで冷酷になれるのか
これ、やっぱり過去が大きい。
息子ジャスティンの死。

あれ以降、ボイトは完全に変わりました。
それまでも荒っぽかったけど、
あそこからはもう

👉「失うくらいなら、何でもやる」
っていう覚悟に振り切れてる。
だから取り調べも容赦ないし、
敵には一切情けをかけない。

■ 部下への愛情が重すぎる
ここが一番ボイトらしいところ。
部下に対してはめちゃくちゃ厳しいけど、
同時に誰よりも守る。

特に
・ジェイ・ハルステッド
・アダム・ルゼック
この辺りには「父親みたいな距離感」なんですよね。
ただしその愛情が重すぎる。

👉 自分のやり方に巻き込む
👉 汚れ仕事も背負わせる

結果として、部下の人生も変えてしまう。
ここがボイトの怖さでもあり魅力。

■ 「正義か悪か」ではなく「覚悟の人」
ボイトってよく
・正義のヒーロー
・ダークヒーロー
って言われるけど、
正直どっちでもない。

👉「やると決めたことを、最後までやる人」
これが一番しっくりくる。
普通の刑事が躊躇するところを、
一歩踏み越える覚悟がある。

■ 個人的に思うボイトの一番の魅力
これはシンプルで
👉「一人で全部背負うところ」
誰かに理解されようとしてないし、
評価も求めてない。

むしろ嫌われ役を引き受けてでも
チームと街を守る。
ここがめちゃくちゃ渋い。